やっと冷えてきた気温に誘われソロ活プチ湯治に定宿長生館とかつての定宿蓬莱館でプチ湯治。
時おり小雨がパラつく天気だが湯に浸かるのが目的なので気にすることもなくむしろ寂れた
下部温泉にはピーカンより今回の気分には合う感じだ。
まずは駅前の丸一食堂で定番のロースかつ定食と行きたいところだったがあいにくの満席。
中を覗くとまだまだかかりそうな状態なのであきらめた。
駅前のこれまた相変わらず親切なお土産屋さんお女将に丸一食堂以外の食事処を尋ねると
駅前にこの春オープンした日帰り温泉施設に併設された食堂を薦められそこでとんかつ定食。
これが結構イケていて豚肉にのジューシーな味わいとともにお米がめちゃくちゃ美味い。
アタリでした。ちなみにお代は¥1,100.
今日も来ました下部温泉。
甲陽館が見えると来たなと感じるいつもの景色。
ようやくX-PRO1の登場。
いつもの火の見やぐらと小祠。
つげ義春的、つげ義春風味で撮影。
まずはザンブと湯に浸かる。
先客は清水からの常連さん。
10時から昼飯持参で浸かってる強者。
しばし歓談の後、独泉。
いつもより温湯なので超長湯。
副交感神経が優位になるだろう。
たまご臭(硫黄泉)が心地よい。
女将さんの談では源泉湧出地ではもっと強い硫黄臭だそうだ。
湯上りにこれまた「つげ義春風味」
「横濱手縫工房」でオーダーしたトラベルノート。
イタリアンレザーの逸品で仕上げたお気に入り。
やっと使う時が来た。
お土産屋で買った「かくし最中」と「下部の宿」。(かくし最中はすでに食べた。)
今回は読書もあり。
「八墓村」
実に投宿から出立までテレビは一切電源を入れなかった。
ご高齢の女将さんが心をこめて作ってくれる夕食。
しかしいつもながら絶望的なボリューム。
すごい。。。。。
宿泊する皆さんは食べきっているのだろうか。
満腹のあと夜半の湯に浸かる。
薄暗い浴室の蛍光灯一つ。
蛇口から湯面に滴る水滴の音。
写真では表現しずらい侘しい昔日の鉱泉宿の浴場。
つげ義春的境地に夜は更けていく。
初日完
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