FUJIFILM X-Pro3 + Voigtlander NOKTON 35mm F1.2 / iPhone 14 Pro
例の“脱 Adobe”の流れで、Lightroom を離れ、いわゆる JPEG の撮って出し運用に切り替えた。WEB向けに画像を縮小し、Copyright の透かしを入れる以外は触らず、そのままサーバーへ放り込むだけ。手間が一気に消え、ギャラリーの更新も驚くほど速い。これはこれで実に快適。
ただ、RAWデータを相手に試行錯誤しながら現像する、あの面倒で泥臭い作業こそが、実は一番楽しい時間だったと改めて思い知らされる。
さて、この先どう転ぶのか――しばらく悩みそう。
かなり久しぶりの昭和探検隊出動。三連休の中日の昼下がり。
HONDA製真紅のスーパーカーに乗り込んだ隊員2名は神保町の一等地に駐車し、界隈をふらついてランチを求める。
かなり悩んだ挙げ句スマトラカレー共栄堂。1923年創業とのこと。大正12年、つまり関東大震災の年だ。恐るべしスマトラ。
スーパードライの中瓶とビーフカレー普通盛りを食す。もちろん美味かったが、辛味が欲しかった。小学生でも普通に食えるほどの辛さだったことが残念。しかし久しぶりに感動するほどの客あしらいだった。隙も無駄もなく、目力まで含めて見事な接客だった。いわゆる高級店の客あしらいは縁が無いから比べようがないが、庶民が通うレベルの飲食店ではお見事といえるだろう。
東京カレーマガジン編集長によると、カレーのルーとご飯のバランスが悪いのが特徴らしい。つまり敢えてルーだけを大盛りにするか、ライスを小盛りにしてルーをたっぷり気味に食べることが共栄堂に適した食い方とのこと。マニアってのは色々探求するんだな。数カ月ほど時が経ち、無性にスマトラカレーを食いたくなる可能性も感じているほど独特の味わいだった。次回は海老だな。
大谷を記録しておこう。
浅草橋の左衛門橋
加藤煎豆店。購入すればよかった。今更だけど。
千住柳町。
千住神社。
直寿司は月曜夜の営業はなくなったらしく、お隣の「かわかみ」にて宴会。
何が凄いって、驚愕的に客層が健全なのだ。下町の焼き鳥屋の奥の座敷とは思えない。荒川区って紳士淑女の集まりなの?ってほどなのだ。5〜6卓ほどのテーブルにすべて家族や団体が着座してるんだが、紫煙すら漂わず、酔漢のダミ声も、イキった叫びもなく、穏やかで和やかでひたすらピースフルな空気のなかでもんじゃ焼きやお好み焼きが消費されていく。これが令和の東京の居酒屋なのかもしれない。世界中のマネーをかき集めて調子に乗っていた昭和から比べて着実に貧乏になりつつある我が国だけど、明らかに庶民の生活レベルはより洗練され成熟しているのかもしれない。昭和に戻りたくない。つくづく思う。
膝枕柳闇 拝 (未だ慣れず候)










































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