過去に例がないほどの更新頻度だ。長期間のブランクがあると、画像縮小やら透かし処理だの様々な投稿スキルがあからさまに劣化する。キャンプツーリングを複数回経験してるので投稿ネタが無いわけではないのだが、いわゆる撮影旅行などと違ってGalleryにアップする動機としてはイマイチ今2なので実に腰が重い。今日は初の試みとして、自宅のキッチンで野営地調理シミュレーションを行ったので記録と感想を記録しておこう。実に1961Galleryらしくない被写体だが、枯れ木も山の賑わいとしてご容赦願いたい。
今回のクッカーは、最近出番が多いパーゴワークスのTRAILPOT S1200P
メインクッカーの内面にはフッ素処理がされているので食材にこびり付きは少ないのだが、野営撤収時の極力楽をするためにキッチンペーパーを織り込むテストをしてみた。
同クッカーのフライパンで鶏の手番元をじっくりと焼いてメイラード化させる。鶏皮の脂を弱火で引き出してあげる。
今回の火器は新富士バーナーの銘品「SOTO FUSION ST-330」。熱対策として黄色いシリコンチューブを五徳に施してある。実に可愛い。(自画自賛)強風化でも炎が安定しているうえにトロ火が効くのが実にありがたい。
手羽中を焼いたら、鶏の脂に追い脂を加えて人参、じゃがいも、茄子、玉ねぎ等の野菜類を揚げ焼きしてあげる。
計量が面倒だったので今回は一合の無洗米を炊くことにしよう。
今回新調したシリコンマットを敷き、滑り止め兼熱対策を行う。
炊飯10分、蒸らし10分。軽いオコゲ付きの実に旨い飯が炊きあがった。
手羽元と野菜はじっくりと煮込んで出汁を引き出す。インディアンカレーを大量にぶち込む。クミン、ガラムマサラ、チリペッパーを加え、トマト缶を半量加えて塩コショウ、味の素で味を整える。
ビジュアル的に決して美味そうには見えないけど抜群であった。通常ではありえないんだけど、炊いた一合飯をすべて平らげてしまう。あまりの満腹感で横になり、2時間近くの惰眠を貪ることになる。
結論
野営地で調理をする場合、複数人でワイワイと食事を楽しむ場合であれば問題ないんだけど、いわゆるソロキャンプでは「炊飯とカレー(メイン食材)ダブル手料理」ってのは手間がかかりすぎて却下だな。カレーの煮込みと炊飯とを同時に行うにはストーブが複数必要だし、管理が面倒。カレーを煮込んでからサトウのご飯を温めるか、炊飯してからレトルトカレーを温めるという手抜きをするだけで一気に持ち物が減らせる。カレーのように味が濃い食材の場合にはせっかくの炊きたて白米の魅力はあまり発揮できないので、カレーを煮込んでサトウのご飯ってのが正解だろう。逆に新鮮な刺し身などの繊細な食材の場合は炊きたて飯とのマリアージュを楽しむのが王道であろう。
などとほざいてはいるもののオイラの場合はデイキャンプでもない限り酒飲んでしまい白米はどうでもよくなるので真剣には考えていない。
追伸
林道の行き止まりとかで飯を喰い、まったり読書なんかして小一時間フィトンチッドを浴びに行くってな話しをしたら、クマに食われるよっと警告された。まあ、確かに今年のクマ騒ぎは尋常ではないな。すでに死者が10人だとか。ふと、気になり昨年の交通事故死者数を調べてみたら2,663人だった。確率を考慮したら恐ろしくて街中を歩けないし、ましてや単車で走り回るなんて愚の骨頂ってことになる。とはいえクマも怖いから爆竹持って山に行きたい。









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