昭和探検隊として、日を跨ぐ本格的なキャンプは2016年8月の一之瀬高原以来なので、実に11年ぶりとなる。その間、拙者・柳闇はソロライダーとして数多くの修羅場と極楽を堪能してきた。反面、相方のWM氏が「夜中に焚き火で肉を喰らう醍醐味を忘れたまま老境に入るのはあまりにもったいない」ではないかという、大慈大悲というか大おせっかいによって、再びこっちの世界への誘引に成功したのだ。
コロナ禍で爆増したキャンプ人口の煽りを受け急騰したキャンプ場価格。さすがにブームは過ぎ去り昨今は落ち着いたようだが、素泊まりの地べたに数千円を支払う理不尽さに足が遠のくのも仕方がない。そこで今回は、十年以上のブランクを埋めるために一泊200円という冗談のような設定の都立『山のふるさと村』が選択された。
いわゆるオートキャンプは禁止されている。離れた駐車場にクルマを駐めるので、キャンプサイトに一時的に横付けしたクルマから一気に荷物を降ろした状態。
駐車場からスタッフにピックアップされて運転手がご帰還した。(帰りは自力で駐車場まで歩かされる。)シャワーも無料だしシミジミとリーズナブルさを感じる。
周囲に電気柵を設置されているとはいえ、かなり近くで目撃情報もあり。一人ずつ熊鈴を渡され、常にチリンチリンを鳴らしながら過ごすことに。
まだまだ明るいが我慢できずランタンに日を灯してヨナヨナを始める。
今回はオーケーストア昭島店で買い出し。メインの肉は豚と牛。結構なお味でコスパよく大成功だったんだけど記録が少ない。
味付けはダイショウの塩コショウのみ。
オイラのバンドック(いわゆる格安パチモン)と、購入しただけで日の目をみない数多くのグッズからいよいよお出ましのFEUERHAND 。どうせこの手のローテク製品なんて多少の差でしょってな偏見を持っていたんだけど木っ端微塵に打ち砕かれた。ホヤの美しさが段違い。両者を並べてしまうと、女優と一般人のオーラの違いのようないかんともしがたいギャップ。参った。そもそも実用面ではLEDランタンの圧勝なので、あくまでも雰囲気を味わうムード重視のグッズだから、このオーラの違いというのはものすごく大事だな〜と実感したよ。
すでに秋も深く昆虫類はかなり少なく、こいつは珍しい。夜中にたぬ公も遊びに来てくれたが写真は撮れなかった。
普段朝食抜きのオイラだが、シェフが作ってくれるのでありがたくいただく。mont-bell昭島店でステッキと共にゲットしたトレールチャイやコーヒー、ハムトーストのホットサンドで腹を膨らます。
その後、右足に違和感発生。徐々に違和感は痛みに変化する。痛風の発作に似ている。ここ数週間、焼酎ハイボールを卒業してビール野郎に変身していたことがプリン体の過剰摂取につながり、一気に発作へとつながったに違いないと確信する。
奥多摩の帰路、それなりに彷徨いて写真も撮ったけど、発作がひどくて楽しむ気力にはならなかった。
東京亭昭島店だったかな。中華丼。この時点で、右足の痛みはピーク。はたから見れば押しも押されもせぬ身体障害者……ではなく、杖がなければ一歩も歩けない状態。痛風の発作を疑い、かかりつけ医で痛み止めを処方してもらったが、結局は痛風ではなかったようで、翌日には何事もなかったように痛みは消え失せた。まさに『地獄の苦しみぱっと消え』たようだ。
今にして思えば、明らかに痛風の発作ではなく、タヌキに奪われたと思われるサンダルの片っぽの紛失によって、ブーツ(ガエルネ・フーガ)とサンダルの片ちんば歩行での撤収作業が片足に極端な負担をかけてしまい、炎症を起こしたのではなかろうかと推測せざるを得ない。
一方のWM氏は別の災いに襲われていたのだった。そう、私がかかりつけ医を訪問するまでの間に、まるでヤマビルが麻酔成分を注入しながら獲物の血液を長時間吸い続けるように、穏やかな熱源が皮膚を痛め続けていたのだ。
お互い予想外の障害に襲われたとは言うものの、転重軽受を確信しつつ精神の老化に抗うために野営訓練を続けようと心に誓うのであった。
番外編
このサイト(1961Gallery)が備忘録化しているので、今回購入した杖(トレッキングポール)を記録しておこう。
検索用にキーワードもちりばめておこう。
mont-bell モンベル ストック
































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