この日、6月27日。八王子ラーメンの老舗「めんくい亭」で美味しいチャーシュー麺をいただき、上恩方で休憩をしたこと以外の記憶はまったくない。これ以外の写真もない。
「HIZA-Drunkenが1961Galleryへの投稿激励隊」隊長のWM氏に、ほ〜ら言わんこっちゃない!と説教されそうだが、弁明の余地がない。そんなときのために備忘録としてグループLINEで現在地報告なんぞをしたりするんだけど、この日の書き込みはなかったよ。イワンコッチャナイ隊長にお叱りを受けないよう、こまめな記録と迅速な投稿を心がけようと誓うのだった。
ラーメンの巻
さて、本日の大黒柱である八王子ラーメンから行ってみよう。といっても二本柱しかないんだけど。
めんくい亭は老舗だけあって有名店なんだけど初訪問。迷うことなくチャーシュー麺を注文したんだけど、他の客はほぼバラチャーシューを選んでいた。価格は同じだ。きっと量が多いのだろうと推測。
実に王道。ベーシックでオーソドックスでオーセンティックな八ラーといえるだろう。スープ上面できらめく脂と漂うタマネギ。黄色い細麺と海苔シナチク。なぜか別皿に鎮座するチャーシューと煮卵も上出来。大汗をかきかきたどり着いたバイカーも十分に満足した一杯だった。(気がする。すでに思い出は薄れ始めているのだ。)
龍蔵神社住吉神社合社の巻
ラーメン着丼の時刻が午後2時頃。まあ、店を出たのは2時15分頃だろう。行く宛もないポタリングだから、腹が膨れてしまえば益々目的地を失う。なんとなく八王子の田舎方面を目指したと思われる。夕暮れ時に最強に魅力が強まる恩方方面にハンドルを向けたのは自然の流れだったろう。
めんくい亭がある暁町を西に向かうと、多摩川支流の北浅川、城山川、南浅川の三川が合流する。北浅川沿いに山へ向かうのが陣馬街道だ。川沿いに標高を上げながら牧歌的な景色に変化していく好みのルートだ。北浅川恩方ます釣場を過ぎるといよいよ田舎の空気が蔓延してくる。トイレ休憩に便利な、夕やけ小やけふれあいの里を通過すると、陣馬街道は左に折れて和田峠に向かう。凄まじい九十九折れに加えてハイカーが歩いているリスキーな峠道だが、たまらなく魅力的なツーリングルートだ。しかし、今回は陣馬街道に向かわず直進している。理由はもちろん忘れた。
北浅川の支流である醍醐川沿いに山中に入り込む。しばらく走ると林道盆堀線の起点がある。まだ通行止めのままだろう。復旧すればあきる野の戸倉へ抜ける最高のルートが楽しめるんだけど。
林道の先に恩方の湧き水があるんだけど、今回はなぜかスルーだ。理由はもちろん忘れた(汗。
さらに奥地に向かうとババアコロガシがある。
「むかし、ばあさんが六十才になると、この山の上から谷底へころがし落したので、この名があるといわれます。」
昔は五十歳台ですでにバアサンと呼ばれていたのか!あ、オイラがジージと呼ばれたのは50歳だったから同じか!
とにかく、ババアコロガシほど奥地には行かず、龍蔵神社住吉神社合社で休憩したらしい。
苔むした石積みに印度娘を停め、醍醐川を渡る。屋根付きの鳥居をくぐり、かなりの段数の階段をヒーヒー言いながら昇ると龍蔵神社住吉神社合社がある。通称は龍神神社らしい。
筆跡からして熱心な信徒は少人数らしく、特に昨今は掃除もままならないようだ。
WM氏大喜びの神楽殿であろうか。割と築年数は浅そうだ。昭和の後期であろう。
この狛犬は相当年季が入っている。恐ろしくブサイクなので、素人が恐る恐る彫ったのではないかと邪推。
最後に
内容が希薄なので、無理やり文章を書き加え、コンテンツが2つしかないのに強引に章立てまでして体裁を繕ってみた。こんな内容でも数年後に読み返せばそれなりの価値が出てくるもんなんだよね〜。
執筆作業の結果、訪問地の解像度が上がるのは大きな収穫だし、5日前の大阪からの強行軍により未だに激しい腰痛と戦っている爺にとっては身体を休める良い時間となった。さて、この勢いでもう一本くらい投稿しようかな。
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